日本国内初になるスパークリングワイン用「ジャイロパレット」を導入
十勝ワインでは国内で初となるビン内2次発酵によるスパークリングワイン「ブルーム」を1980年から製造し1985年から販売してきていますが、手作業による工程が主であり、年間に生産することが出来る生産量が2000本程度と限られており、毎年の需要に応えられない状況から、日本国内で初となる「ジャイロパレット」を購入しました。
導入されたジャイロパレット
◎ジャイロパレットとは・・
十勝ワインではビン内2次発酵によるスパークリングワインの製造を行っています。その製造方法とはビン詰め時に炭酸ガスをワインに加える方式ではなく、ワインに糖分と酵母を入れ、栓をしてもう一度瓶の中で2次発酵をさせることにより炭酸ガスが発生しその炭酸ガスをワイン内に封じ込める製造方法です。その際、副産物として澱(酵母の死骸)が発生します。澱(オリ)の主成分はタンパク質なので瓶熟成をしている間に自己消化しアミノ酸に変わっていきますが、すべてが分解仕切れないため濁りの原因となってしまいます。その為ワインを逆さにして瓶の口の方に澱を堆積させる作業として約1ヶ月半1日1回瓶を8分の1(45度)づつ回転させる作業(動瓶)を行います。上記ジャイロパレットを導入したことにより手作業では限界があったこの作業「動瓶」を効率的に実施できることから今まで年産2000本程度の製造量であった当社製品スパークリングワイン「ブルーム」を5000本程度製造することが可能になることになります。このジャイロパレットはフランスシャンパーニュ地方でシャンパンの製造に使用されているものと同じもので1回に504本がセットでき、傾斜回転させながら10日間程度で動瓶の作業を終了することが出来ます。国内では初の導入となります。