ワインの豆辞典

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< 第9回 香りの楽しみ方のポイント >

ワインには実に多くの成分があり、それがワインの特徴を表すとともに、人間の五感を通してそれらをより楽しく味わうことが出来るのです。香り、色、味の楽しみ方のポイントを何回かに分けてご紹介します。
今回はその一回目として香りのポイントをご紹介します。

 ワインの香りを大別すると、原料のブドウが本来持っている香り(これを『アロマ』と言う)と、熟成過程で出来る香り(これを『ブーケ』と言う)があります。一般的に、若いフレッシュなワインはアロマが強く、古めの熟成したワインはブーケが強くなります。
 アロマは品種により大きく異なりますので、その違いを感じるのも楽しみのひとつです。アロマを十分に出す為には仕込みの段階で細心の注意が必要で、醸造技術によっても左右されます。
 ブーケは多くの場合、ビン内熟成中に出来るので、熟成具合の指標にもなります。ブーケの良く出ているワインに巡り合うと、心が豊かになり、得をした気分になります。
 香りを十分に楽しむ為には、少し大きめのグラスに半分程度注ぎ、グラスを良く回してワインをたっぷり空気に触れさせ、鼻をグラスに入れるようにすると良いでしょう。
 さて、貴方のお気に入りの十勝ワインのアロマとブーケはどの商品ですか?



< 第10回 色の楽しみ方のポイント >

 ワインの色は大別して白・赤・ロゼですが、それぞれ様々な色合いがあり、その違いを想像しながら飲むのも楽しみの一つです。原料となるブドウの品種や熟度、栽培環境のほか、ワインの熟成年数や醸造方法などによって色の違いが出てきます。

○白ワインの場合
 一般的には淡緑色や淡黄色ですが、熟成が進むと褐色化し、さらに酸化すると色が濃くなっていきます。色を見ただけで飲み頃を過ぎたワインと判断できます。しかし、甘口の貴腐ワインは最初から黄金色をしていますので、間違えないように・・・・

○赤ワインの場合
 透き通るような赤色から黒っぽく見える色まで、濃淡様々な色合いがあります。共通して言える事は、若いワインほど紫色があり、熟成が進むと紫色が消え褐色化し「チョコレート色が増えた」と表現されます。その違いを確かめる方法は、グラスを斜めにし、白い紙などをバックに液面の上の方を透かして見ると良くわかります。
 ヴィンテージが無いワインでも、色合いを見ることにより、熟成年数を想像することが出来ます。

○ロゼワインの場合
 淡いピンク色から薄めの赤色までの色合いがあります。いずれもフレッシュなワインほど鮮やかな色で、熟成が進むと鮮やかさが薄れ、褐色気味になってきます。町民ロゼワインはフレッシュなうちに飲む方が、本来の味を楽しむことが出来ます。