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栽培観察日記
第2回目:認定番号14松本さん、.34小林さんが主催したワイン会です。
◎どんなワイン講座
基本的に十勝ワインバイザー対象のワイン会で、前段に当研究所製造課長が講師によるワイン講座を開催し、その後十勝ワインの最高峰であるシャトー十勝赤の垂直テイスティングを行い、年代及び熟成による味わいの違いを楽しんで頂く会でした。。
開催日:平成19年1月13日 15時から
参加者:16名
テイスティングワイン:シャトー十勝赤 91、94、99、00
【十勝ワインバイザーから一言】
ワインセミナーについて
:「アイスワインの取り組み」と題して内藤製造課長にお話いただきました。厳しい気候条件下での収穫にご苦労された様子、仕込み作業のご苦労や工夫された点なども伺いましたが、ワイン造りの夢と可能性を感じる講演内容でした。またひとつ新たな到達目標を掲げて前進する十勝ワインに期待を寄せております。
テイスティングについて
:「シャトー十勝を味わう会」は十勝ワインバイザーが企画 するワイン会の、特例中の特例とのことでお許しを頂き、開催させていただきました。十勝ワインのプレステージワインとも言える「シャトー十勝4ヴィンテージ」の垂直テイスティングでは豪華で希少なワインを味わい知る機会に恵まれました。
はじめに4ヴィンテージのワインを比較試飲していただき、つづいて「醸造者が語るヴィンテージの特色」を安井主査にお話いただきました。グレート ヴィンテージと言われる'91は春先好天、春・秋に日照に恵まれた年であったこと、'99は年間を通じ日照に恵まれ、平均気温も平年より高めに推移した、'94はとても暑い夏であった、'00は春先に多量の降雨があったとの詳しい説明を気象条件の考察資料をもとにお話頂きました。前年 の日照時間が翌年の作柄に与える影響についてのお話、長年にわたる栽培・醸造現場での観察と体験に裏づけされた推察からのお話は説得力があり、ブドウの樹が今年の果実を実らせつつ、翌年に備えて準備をしているとのお話は新鮮でした。この後、再び個々に試飲を行い香り味わいの変化を感じていただきました。
テイスティング終了後には用意された地元十勝産チーズをはじめとする食事とともに、十勝スパークリングワインブルームで乾杯、終始和やかな空気で懇親会となりました。テーブルでは名刺交換も行われ交流がいっそう深まる機会となりました。充分に熟成されたシャトー十勝には、欧州の高級ワインにも負けない素晴らしさがあります。ただ残念なことに、良い状態で熟成されたシャトー十勝を個人で入手するのは難問です。今回の4ヴィンテージ垂直試飲はたいへん貴重な機会でした。若々しいワインを好む方、購入後すぐには飲まずに熟成を楽しみに待つ方、ワインの好みは多様ですが、丁寧な仕込みと、こだわりの樽熟成で造られ、さらに静かに熟成された十勝ワインの素晴らしさをもっと多くの人に知っていただきたいと思いを強く致しました。参加された一人一人が、今回の体験を通じて、より一層十勝ワインをご家庭で楽しんで頂けますようにと願っております。
最後に個人的な印象として、最初1991がすばらしく、1994は酸が強すぎる印象を持っていた。しかしグラスで30分ほどおいてから飲むと、非常に香り・味わいともにすばらしい1本でした。(全ヴィンテージを1時間前にデキャンタージュしてありましたが)十勝ワインバイザーの方中心で開催したため、16時から始まったティスティング・懇親会・2次会のすべてが終了したのは23時過ぎ。16人の参加者で飲んだワインは、池田町在住ワインバイザーの方々の差入も含めて28本 今後もこのような形で、ワインバイザーの企画が開催できればと考えています。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。
◎ワイン会の風景
熱心にワイン講座(アイスワイン)を受講する方々
シャトー十勝を垂直テイスティングしている風景
今回用意されたワインにあう料理
◎参加者から一言
・普段は1種類または別銘柄のワインですが、今回のように「シャトー十勝」4種を垂直ティステイングすることで<色・香り・味>の違いを確認することができました
・さらに、研究所より「気象条件の考察」と「果汁・ワイン分析値の考察」があったことで自己の試飲結果と比較することができ、自宅に帰りもう一度振り返ることが出来ました。この中では「1994シャトー十勝」が気に入りました。
・最初の試飲では各年度の味わいの違を比べることが出来ました。
・時間の経過によって印象が変わり、味わいが変化する事がわかりました。